大学生のPC選び|MacとWindowsどっち?4年使った学生エンジニアが比較

MacBook Air M2で歩行促進Webアプリを動かしている実機画面。個人情報と地図情報はモザイク処理済み ハード
MacBook Air M2・16GBで、個人開発した歩行促進Webアプリを動かしている様子。ブラウザ情報と地図上の地名はプライバシー保護のため加工しています。

更新日:2026年8月4日。大学用のパソコンは、MacとWindowsの人気だけで決めると危険です。僕はMacBook Air M2・16GB・512GBを大学4年間使い、授業、就活、Web開発、個人開発では困りませんでした。一方で、遊びたいゲームや学科指定ソフトによってはWindowsの方が向いています。

結論:大学の指定条件を確認してから、用途で選ぶ

  • 大学や学科からOS・機種の指定がある:指定を優先する
  • RevitなどWindows前提のソフトを使う:Windowsを第一候補にする
  • PCゲームを幅広く遊びたい:Windowsが無難
  • iPhone連携、持ち運び、Web開発を重視する:Macも有力
  • まだ用途が分からない:先輩か担当教員に、授業で使うソフト名まで確認する

僕の結論は「MacかWindowsか」より先に、4年間で使うソフトがそのOSに対応しているかを見ることです。見た目や周囲の人気は、その後で大丈夫です。

MacとWindowsの選び分け早見表

重視すること選びやすいOS理由
大学・学科の指定指定された方授業や試験で必要なソフトを確実に動かすため
Web開発・普段使いどちらでも可主要なエディタやブラウザは両方で使える
iPhoneとの連係Macが便利AirDropやユニバーサルクリップボードを標準で使える
PCゲームWindowsが無難対応タイトルと選べるGPU搭載機が多い
CAD・BIMソフトごとに確認AutoCADにはMac版がある一方、RevitはWindows環境が基本
持ち運び機種ごとに比較重量と実測バッテリーは同じOSでも機種差が大きい
先に用途を決め、その後に機種と価格を比較します。

購入前に必ず確認する4項目

  1. 大学の推奨・必須スペック:OS、メモリ、ストレージ、CPU、GPUを確認する
  2. 授業で使うソフト:製品名だけでなく、利用するバージョンの動作要件を見る
  3. やりたいこと:開発、動画編集、ゲームなど、重い用途を先に書き出す
  4. 4年間の使い方:持ち運び頻度、必要な端子、修理や保証まで考える

特に「CADを使うらしい」「プログラミングをするらしい」だけでは判断できません。AutoCADにはMac版がありますが、AutodeskのRevit 2026はWindows 10または11を基本要件にしています。ソフト名まで確認するのが大事です。

MacBook Air M2を4年間使った実感

MacBook Air M2で歩行促進Webアプリを動かしている実機画面。個人情報と地図情報はモザイク処理済み
MacBook Air M2で個人開発した歩行促進Webアプリを動かしている画面

僕はパソコンに慣れていない状態でMacを選びました。iPhoneを使っていたこともあり、操作へ入りやすそうだったのが決め手です。実際に4年間使うと、トラックパッドの滑らかさがかなり使いやすく、マウスがなくても困りませんでした。

  • 構成:MacBook Air M2、メモリ16GB、ストレージ512GB
  • 購入:Apple StoreでAppleCare+を付け、約20万円
  • 用途:授業、就活、VS Code、Web開発、画像認識、個人開発
  • 4年後:故障なし、バッテリー最大容量83%
  • 負荷が高かった場面:ローカルAIとMODを多く入れたMinecraftでは発熱。Minecraftは遊べたが、たまに強制終了

Appleの公式仕様では13インチMacBook Air M2は重量1.24kg、ワイヤレスインターネットは最大15時間です。最大時間は条件付きの試験値ですが、僕の使い方でも日中は本体だけで出かけられることが多く、夜の充電を忘れた日は充電器が必要でした。詳しい実体験はMacBook Air M2を4年使ったレビューにまとめています。

iPhoneユーザーでもWindowsを選べる

以前は「iPhoneならMac」と言い切りやすい状況でしたが、現在のWindowsにはMicrosoftのスマートフォン連携があります。対応するWindows 10または11とiOS 16以降のiPhoneでは、メッセージ、通話、通知などをPCから扱えます。

一方、MacにはAirDrop、ユニバーサルクリップボード、Handoffなど、Apple製品同士の連係機能があります。僕自身はMacとiPhoneの組み合わせを直感的に使えましたが、iPhoneを持っているだけでMac一択になるわけではありません

専門ソフトはOS名ではなく製品名で確認する

「工学部だからWindows」「デザインだからMac」と学部名だけで決めるのも避けたいところです。同じ分野でもソフトによって対応OSが違います。たとえばAutoCADにはMac向け製品がありますが、Revit 2026の基本要件は64bit版Windowsです。Mac上の仮想Windowsという方法も公式要件に記載されていますが、追加費用や設定が発生します。入学後すぐ必要なら、最初から対応OSを選ぶ方が簡単です。

ゲームをしたいなら、遊びたいタイトルから逆算する

Macでゲームが一切できないわけではありません。僕はMinecraftにMODを入れて遊べましたし、鳴潮やオンラインMMORPGも動かせました。ただ、原神、Apex Legends、VALORANTのように遊びたいタイトルとの相性や対応状況で困りました。ゲームを重視するなら、購入時点の公式対応OSをタイトルごとに確認し、基本はWindowsを候補にする方が後悔しにくいです。

Macで遊べる作品もありますが、対応状況は更新で変わります。「Macで動くはず」ではなく、ゲーム公式のシステム要件を購入直前に確認してください。私がM2 Airで遊べたタイトルと、Mac版を前提にできないタイトルは、MacBook Air M2のゲーム検証で公式要件と一緒に整理しています。

開発もする大学生が選ぶメモリとストレージ

僕が今買い直すとしても、開発を4年間続ける前提なら16GB・512GBを選びます。VS Code、ブラウザ、ローカルサーバーを同時に開いても困らず、大学生活を終える時点でも少し余裕があると感じたためです。

  • メモリ16GB以上を検討:開発、画像編集、複数アプリの同時利用をする
  • 512GB以上を検討:写真、動画、ゲーム、開発環境を本体へ多く保存する
  • より大きな構成を検討:ローカルAI、大規模動画編集、仮想マシンを継続して使う
  • 容量を抑えられる人:文書作成とブラウザ中心で、クラウド保存を使える

これは全員に16GB・512GBを勧めるという意味ではありません。大学の要件と予算を満たしたうえで、4年間に増えそうな用途を一段だけ先まで考える目安です。

価格は固定せず、同じ条件で比較する

パソコン価格はモデルや学割、キャンペーンで変わります。MacとWindowsを比べるときは、メモリ・ストレージ・保証期間をそろえてください。僕のMacBook Air M2はAppleCare+込みで約20万円でした。保証を使う故障はなく、今買い直すならAppleCare+は付けませんが、落下や水濡れが心配な人は修理費と一緒に検討するとよいです。

学生・教職員向け価格や対象条件は、購入時点のApple学生・教職員向けストアなど公式販売ページで確認してください。

この記事で断言しないこと

  • 出典のない「大学生のMac利用率・Windows利用率」は掲載しません
  • Windows全体の電池持ちや寿命は、機種差が大きいため一括評価しません
  • 使っていないWindows機を、実体験のようには評価しません
  • 中古ならMacが必ず安全、新品ならWindowsが必ず安全とは言いません

僕が実際に長期間使ったのはMacBook Air M2です。Windows側の比較は、各サービスやソフトの公式要件を基準にしています。

よくある質問

プログラミングならMacとWindowsのどちら?

Web開発や学習用途では、どちらでも始められます。ただし、授業でWindows専用ソフトを使う場合やゲーム開発を重視する場合はWindowsが扱いやすいことがあります。まずカリキュラムと必要ソフトを確認してください。

Macならマウスや変換ハブも必要?

僕はトラックパッドで困らず、マウスは不要でした。変換ハブも購入していません。ただし、HDMI、USB-A、SDカードなどを授業で使う人は必要です。M2モデルの端子構成も含め、使う周辺機器から逆算してください。

中古パソコンでも大丈夫?

OSのサポート期間、バッテリー状態、保証、メモリ、ストレージ、必要ソフトの動作要件を確認できるなら候補になります。確認できない商品を「Macだから大丈夫」「安いWindowsだからお得」と判断するのは避けた方が安全です。

まとめ:人気ではなく、4年間の用途で選ぶ

大学生のPC選びは、最初に大学指定とソフト要件を確認し、その次にゲーム、持ち運び、スマホ連係、予算を比べれば整理できます。僕はMacBook Air M2・16GB・512GBで開発を含む大学4年間を過ごし、少し余裕が残る構成だと感じました。

Macが気になる人はM2を4年間使った実機レビューで、バッテリー、故障、発熱、周辺機器まで確認できます。PCゲームを最優先する人は、Windows機を中心に比較するのが現実的です。

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