就活エージェントは、担当者との面談だけで評価すると判断を間違えやすいかもしれません。
私は大学3年生の秋にdoda新卒エージェントを無料で利用しました。正直に言うと、普段の面談は他のサービスより少し雑に感じました。一方で、応募企業に合わせた面接対策はかなり具体的で、「ここまで変わるのか」と思うほど助けられました。
この記事では、良かった部分だけでなく、合わなかった部分や選考結果まで1人の大学生の体験として整理します。担当者や利用時期によって支援内容は変わるため、同じ結果を保証するものではありません。
先に結論
- 利用時期: 大学3年生の秋
- 特に良かった支援: 紹介企業に合わせた面接対策
- 良かった点: 自分では見つけにくい、魅力を感じる求人が多かった
- 微妙だった点: 通常の面談は、他社と比べると少し粗く感じた
- 私の結果: 覚えている範囲ではESはすべて通過したが、2次面接で落ちることが多かった
- 利用料金: 無料
私の感想を一言でまとめると、「普通の面談だけなら可もなく不可もなく。でも、企業別の対策面接はかなり良い」です。
doda新卒エージェントとは
doda新卒エージェントは、新卒向けの就活支援サービスです。公式サイトでは、個別Webカウンセリング、企業紹介、応募・推薦、ES添削、面接対策、選考結果の連絡、内定後の相談までを案内しています。
2026年8月5日に公式サイトを確認した時点では、完全無料と案内されています。契約企業数や対象学年、予約できる時期は変わるため、登録前に公式サイトで最新情報を確認してください。
また、公式サイトでは面接後に企業から評価された点や評価に至らなかった点を伝えると説明されています。ただし、得られる情報の詳しさは企業や選考によって違う可能性があります。
大学3年生の秋に利用した
私が利用したのは、説明会やインターンへの参加を始め、秋から本格的に面接を受けていた時期です。
就活全体では約30社の説明会に参加し、11社の面接を受けました。企業ごとに質問や評価されるポイントが違い、自分だけで全部を対策するのが難しくなっていました。
そこで、求人紹介だけでなく、応募企業に合わせた面接対策を受ける目的でdoda新卒エージェントを利用しました。
実際に受けた支援
私が覚えている主な支援は、次の2つです。
- 求人の紹介
- 応募企業に合わせた面接対策
求人紹介では、自分で検索していたときには見つけにくかった企業も知ることができました。私は基本給25万円以上、年間休日120日以上、直近5年の成長、市場、選考段階、要件定義を経験できるかなどを確認していたため、紹介された後も自分の条件表と求人票を照らして判断しました。
特に印象に残っているのは面接対策です。一般的な質問を繰り返すだけではなく、その企業に合った専門的な対策を受けられました。
良かった点1:企業別の面接対策が具体的だった
就活サービスの模擬面接には、どの会社でも使える質問を練習する形式もあります。それも基礎固めには役立ちますが、実際の面接では企業ごとに深掘りされる場所が変わります。
doda新卒エージェントの対策面接では、応募先を前提に準備できたのが良かったです。私の感覚では、通常面談との差が大きく、対策面接についてはかなり満足しています。
面接で話す内容を丸暗記するのではなく、質問の意図と回答の流れを整理できたため、自分の言葉で話しやすくなりました。
良かった点2:魅力を感じる求人が多かった
紹介された求人には、自分の条件と照らしたときに検討したいと思える企業が多くありました。ここでいう「高品質」は、誰にとっても有名企業や高待遇という意味ではありません。仕事内容や条件を確認したうえで、私自身が選考を受けたいと思える求人が多かったという意味です。
エージェントから紹介されたからという理由だけで応募するのではなく、企業の採用ページや労働条件も自分で確認する必要があります。それでも、企業探しの選択肢を増やせた点は助かりました。
良かった点3:ESは通過できた
doda新卒エージェント経由で提出したESは、私が覚えている範囲ではすべて通過しました。
もともと私は1人でESを書き、GPTに見てもらうだけだった時期に書類が通らず、文章も覚えにくい状態でした。第三者に論理構造や伝わりやすさを見てもらい、最後に自分の言葉へ直すようになってから、話しやすさも変わりました。
ただし、ES通過はサービスを使えば保証されるものではありません。応募先との相性や本人の経験、書き直した内容も結果に影響します。
微妙だった点:通常面談は少し粗く感じた
一方で、普段の面談は他の就活サービスと比べると少し雑に感じました。
これはサービス全体が悪いという意味ではなく、私が受けた回と担当者に対する感想です。条件の整理や会話の丁寧さだけを見ると、他のサービスのほうが自分には合っている場面もありました。
だからこそ、初回面談の印象だけで利用をやめず、企業別の面接対策まで使ってから判断して良かったと思います。担当者との相性が悪い場合は、別のサービスを併用して比較するのも現実的です。
ES通過後は2次面接で落ちることが多かった
書類は通過できましたが、そのまま内定まで簡単に進んだわけではありません。私は2次面接で落とされることが多く、doda新卒エージェント経由で内定を決めたわけではありません。
この結果から、ESと一次面接の準備だけでなく、2次面接以降で聞かれる志望度、企業理解、入社後にやりたいことまで深める必要があると分かりました。
「ESが通ったから勝ち」ではなく、その先で話す内容までつながっているかを確認することが大切です。
向いている人・向きにくい人
doda新卒エージェントが向いていると感じたのは、次のような人です。
- 自分だけでは見つけにくい求人も見たい
- 応募企業に合わせた面接対策を受けたい
- ESや面接を第三者に見てもらいたい
- 面接後の反省を次の選考へつなげたい
反対に、担当者との丁寧な雑談や、時間をかけた自己分析面談を最優先したい人は、担当者との相性を確認したほうがよいです。1社のサービスに絞らず、必要な支援ごとに使い分けるほうが無理がありません。
面談前に整理しておくとよい条件
紹介の精度を上げたい場合は、希望条件を次の3段階に分けておくと相談しやすくなります。
- 絶対に譲れない条件
- できれば満たしたい条件
- 面接で詳しく確認する条件
私は基本給、年間休日、会社の成長、市場、選考段階、要件定義を経験できるかを一覧表にしました。条件を言葉にしておくと、紹介された企業を「なんとなく良さそう」で決めずに済みます。
他サービスとの使い分け
dodaだけで就活を完結させる必要はありません。私はpaiza新卒、就職エージェントneo、シンクエージェント、レバテックルーキー、Meets Companyも利用しました。
サービスごとの違いは、IT新卒向け就活サービス6社比較にまとめています。
ESを1人で書いて通らなかった失敗は、IT就活でESが通らなかった話で紹介しています。2次面接以降も含めた準備には、IT面接で実際に聞かれた質問5選も参考にしてください。
まとめ
doda新卒エージェントは、私にとって通常面談よりも企業別の面接対策に価値を感じたサービスでした。紹介求人には魅力を感じる企業が多く、覚えている範囲ではESもすべて通過しました。
一方で、2次面接で落ちることが多く、利用すれば内定できるわけではありません。求人紹介、ES、企業別面接対策のうち、今の自分に必要な支援を使い、最後は自分の条件と企業情報で判断するのがよいと思います。


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