【2026年最新版】IT職種完全ガイド|20の職種を徹底解説(前編)

IT就活

「IT業界で働きたい」と思っても、IT業界にはエンジニアだけで10種類以上、非エンジニア職も含めると20種類以上の職種が存在します。

本記事では、IT業界の全職種を体系的に分類し、各職種の仕事内容・必要スキル・年収・キャリアパス・向いてる人まで徹底解説します。

前編(本記事)では、IT職種の全体像と主要なエンジニア職種10種を解説。後編では、非エンジニア職種10種を解説します。

IT職種とは?業種との違い

職種と業種の違い

  • 業種(Industry):企業が属する産業分野(例:インターネット業、SIer、ソフトウェア業)
  • 職種(Occupation):個人が担当する仕事の種類(例:エンジニア、営業、デザイナー)

例:「インターネット業界(業種)」の「Webエンジニア(職種)」として働く

IT職種の全体像|4つの大分類

IT業界の職種は、大きく4つのカテゴリーに分類できます。

大分類主な職種解説記事人気度
①開発系エンジニアWebエンジニア、アプリエンジニア、インフラエンジニア、データベースエンジニア等👈 本記事
(前編)
⭐⭐⭐⭐⭐
②専門技術系データサイエンティスト、AIエンジニア、セキュリティエンジニア等👈 本記事
(前編)
⭐⭐⭐⭐⭐
③ビジネス系営業、マーケター、コンサルタント、プロジェクトマネージャー等後編で解説⭐⭐⭐⭐
④クリエイティブ系Webデザイナー、UI/UXデザイナー、動画クリエイター等後編で解説⭐⭐⭐⭐

【前編】IT職種一覧|エンジニア職種10選

前編では、IT業界で最も人気が高く、求人数も多いエンジニア職種10種を詳しく解説します。

💡 この前編で解説する職種

  1. Webエンジニア(フロントエンド)
  2. Webエンジニア(バックエンド)
  3. アプリエンジニア(iOS/Android)
  4. インフラエンジニア
  5. データベースエンジニア
  6. 組み込みエンジニア
  7. データサイエンティスト
  8. AIエンジニア(機械学習エンジニア)
  9. セキュリティエンジニア
  10. テストエンジニア(QAエンジニア)

職種①:Webエンジニア(フロントエンド)|ユーザーが見る画面を作る

仕事内容

フロントエンドエンジニアは、Webサイトやアプリケーションの「ユーザーが直接触れる部分」を開発する職種です。デザイナーが作成したデザインをもとに、HTML/CSS/JavaScriptを使って実装します。

具体的な業務:

  • Webページのコーディング(HTML/CSS/JavaScript)
  • レスポンシブデザインの実装(PC・スマホ対応)
  • UIアニメーションの実装
  • API連携によるデータの表示
  • パフォーマンス最適化
  • ブラウザ間の互換性対応

必要なスキル・言語

カテゴリースキル・技術必須度
基本言語HTML、CSS、JavaScript⭐⭐⭐⭐⭐
フレームワークReact、Vue.js、Angular⭐⭐⭐⭐⭐
CSSフレームワークTailwind CSS、Bootstrap⭐⭐⭐⭐
ビルドツールWebpack、Vite⭐⭐⭐
バージョン管理Git、GitHub⭐⭐⭐⭐⭐

年収相場

  • 未経験〜1年目:300〜400万円
  • 2〜5年目:400〜600万円
  • 5年目以上(シニア):600〜900万円
  • テックリード・専門家:900万円〜1500万円

向いてる人

  • ✅ デザインやUIに興味がある人
  • ✅ ユーザー体験を重視する人
  • ✅ 視覚的なフィードバックが好きな人
  • ✅ トレンドや新技術に敏感な人
  • ✅ 細部にこだわれる人

キャリアパス

📈 典型的なキャリアパス:

ジュニアフロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニア

シニアフロントエンドエンジニア

分岐点:
① テックリード(技術責任者)
② フルスタックエンジニア
③ UI/UXエンジニア
④ フロントエンドアーキテクト

職種②:Webエンジニア(バックエンド)|システムの心臓部を作る

仕事内容

バックエンドエンジニアは、ユーザーからは見えない「サーバー側の処理」を開発する職種です。データベースとの連携、ビジネスロジックの実装、APIの開発などを担当します。

具体的な業務:

  • サーバーサイドのプログラム開発
  • データベース設計・構築
  • API(REST、GraphQL)の設計・開発
  • 認証・認可機能の実装
  • 外部サービスとの連携
  • パフォーマンス最適化・スケーリング対応
  • セキュリティ対策

必要なスキル・言語

カテゴリースキル・技術必須度
プログラミング言語Python、Ruby、PHP、Java、Go、Node.js⭐⭐⭐⭐⭐
フレームワークDjango、Ruby on Rails、Laravel、Spring Boot⭐⭐⭐⭐⭐
データベースMySQL、PostgreSQL、MongoDB、Redis⭐⭐⭐⭐⭐
インフラ知識Linux、Docker、AWS/GCP/Azure⭐⭐⭐⭐
API設計REST、GraphQL、OpenAPI⭐⭐⭐⭐

年収相場

  • 未経験〜1年目:350〜450万円
  • 2〜5年目:450〜700万円
  • 5年目以上(シニア):700〜1000万円
  • アーキテクト・専門家:1000万円〜1800万円

向いてる人

  • ✅ 論理的思考が得意な人
  • ✅ データ構造やアルゴリズムに興味がある人
  • ✅ システム全体の仕組みを理解したい人
  • ✅ 効率性やパフォーマンスを追求する人
  • ✅ 問題解決が好きな人

キャリアパス

📈 典型的なキャリアパス:

ジュニアバックエンドエンジニア

バックエンドエンジニア

シニアバックエンドエンジニア

分岐点:
① バックエンドアーキテクト
② フルスタックエンジニア
③ SRE(Site Reliability Engineer)
④ インフラエンジニア
⑤ CTO(技術責任者)

職種③:アプリエンジニア(iOS/Android)|スマホアプリを作る

仕事内容

アプリエンジニアは、スマートフォン向けのネイティブアプリケーションを開発する職種です。iOS(iPhone)とAndroidで開発言語や環境が異なります。

具体的な業務:

  • モバイルアプリの設計・開発
  • UI/UXの実装
  • 端末固有機能の実装(カメラ、GPS、通知等)
  • API連携
  • アプリストアへの申請・公開
  • パフォーマンス最適化
  • アプリのアップデート対応

必要なスキル・言語

プラットフォーム主要言語開発環境その他技術
iOSSwift、Objective-CXcodeUIKit、SwiftUI、CocoaPods
AndroidKotlin、JavaAndroid StudioJetpack、Gradle
クロスプラットフォームDart、JavaScriptFlutter、React Native一つのコードでiOS/Android両対応

年収相場

  • 未経験〜1年目:350〜450万円
  • 2〜5年目:450〜700万円
  • 5年目以上(シニア):700〜1000万円
  • 専門家・リードエンジニア:1000万円〜1500万円

向いてる人

  • ✅ スマホアプリを日常的に使う人
  • ✅ ユーザー体験にこだわる人
  • ✅ Apple製品やAndroid端末が好きな人
  • ✅ 自分の作ったものを多くの人に使ってほしい人
  • ✅ モバイルファーストの思考ができる人

キャリアパス

📈 典型的なキャリアパス:

ジュニアアプリエンジニア

アプリエンジニア(iOS or Android)

シニアアプリエンジニア

分岐点:
① リードエンジニア(技術リーダー)
② クロスプラットフォームエンジニア(iOS/Android両方)
③ アプリアーキテクト
④ プロダクトマネージャー

職種④:インフラエンジニア|ITシステムの基盤を作る

仕事内容

インフラエンジニアは、システムが動作するための基盤(インフラストラクチャー)を設計・構築・運用する職種です。サーバー、ネットワーク、クラウド環境などを担当します。

具体的な業務:

  • サーバーの設計・構築・運用
  • ネットワーク設計・構築
  • クラウド環境の構築(AWS、GCP、Azure)
  • 監視・障害対応
  • セキュリティ対策
  • バックアップ・災害対策
  • パフォーマンスチューニング
  • コスト最適化

必要なスキル・技術

カテゴリースキル・技術必須度
OSLinux(CentOS、Ubuntu)、Windows Server⭐⭐⭐⭐⭐
クラウドAWS、GCP、Azure⭐⭐⭐⭐⭐
仮想化・コンテナDocker、Kubernetes、VMware⭐⭐⭐⭐⭐
ネットワークTCP/IP、DNS、ロードバランサー⭐⭐⭐⭐
IaCTerraform、Ansible、CloudFormation⭐⭐⭐⭐
監視ツールPrometheus、Grafana、CloudWatch⭐⭐⭐

年収相場

  • 未経験〜1年目:300〜400万円
  • 2〜5年目:400〜650万円
  • 5年目以上(シニア):650〜950万円
  • インフラアーキテクト・専門家:950万円〜1500万円

向いてる人

  • ✅ システムの安定稼働に責任を持てる人
  • ✅ トラブルに冷静に対処できる人
  • ✅ 縁の下の力持ち的な仕事が好きな人
  • ✅ 継続的な学習意欲がある人
  • ✅ 障害対応のプレッシャーに強い人

キャリアパス

典型的なキャリアパス:

運用オペレーター

インフラエンジニア

シニアインフラエンジニア

分岐点:
① インフラアーキテクト
② SRE(Site Reliability Engineer)
③ クラウドアーキテクト
④ セキュリティエンジニア
⑤ DevOpsエンジニア

職種⑤:データベースエンジニア|データの番人

仕事内容

データベースエンジニアは、企業の重要なデータを効率的かつ安全に管理するためのデータベースシステムを設計・構築・運用する職種です。

具体的な業務:

  • データベースの設計(論理設計・物理設計)
  • データベースの構築・環境構築
  • パフォーマンスチューニング
  • バックアップ・リカバリー計画の策定
  • セキュリティ設定・アクセス権限管理
  • SQLチューニング
  • データ移行
  • 障害対応

必要なスキル・技術

カテゴリースキル・技術必須度
データベースMySQL、PostgreSQL、Oracle、SQL Server⭐⭐⭐⭐⭐
SQLSQL文の作成・最適化⭐⭐⭐⭐⭐
NoSQLMongoDB、Cassandra、Redis⭐⭐⭐⭐
データモデリングER図作成、正規化⭐⭐⭐⭐⭐
OS・インフラLinux、クラウド(AWS RDS等)⭐⭐⭐⭐

年収相場

  • 未経験〜1年目:350〜450万円
  • 2〜5年目:450〜700万円
  • 5年目以上(シニア):700〜1000万円
  • データアーキテクト・専門家:1000万円〜1500万円

向いてる人

  • ✅ データや数字に強い人
  • ✅ 論理的思考が得意な人
  • ✅ パズルを解くのが好きな人
  • ✅ 効率化・最適化を追求する人
  • ✅ 責任感が強い人

【前半まとめ】エンジニア職種5選を解説しました

前半では、以下の5つのエンジニア職種を解説しました:

  1. ✅ Webエンジニア(フロントエンド)
  2. ✅ Webエンジニア(バックエンド)
  3. ✅ アプリエンジニア(iOS/Android)
  4. ✅ インフラエンジニア
  5. ✅ データベースエンジニア

次は残り5つのエンジニア職種を解説します!

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