大学生のIT就活完全ロードマップ|3年生から内定後までの進め方

大学生がノートPCで個人開発とIT企業比較を進める様子 IT就活

IT就活、やることが多すぎます。業界研究、自己分析、ES、面接、プログラミング学習、個人開発。僕も最初は「何から手をつければいいの?」状態でした。特に強みは最後まで迷走し、一人でESを書いてGPTに見てもらうだけの時期は、思うように通りませんでした。

それでも、大学3年生の春に自己分析を始め、夏から説明会とインターン、秋から面接へ進み、大学3年生の2月に最初の内定を獲得しました。参加した説明会は約30社、面接は11社です。この記事では、大学4年生の僕が実際に通った流れを、失敗も含めて7段階に整理します。

最初から完璧な自己分析やポートフォリオは要りません。企業を知る、1つ作る、人に説明する、直す。このループを早めに回すほうが進みやすかったです。

この記事の前提となる実体験

  • 大学3年生の春に自己分析を開始
  • 夏から説明会・インターンへ参加し、秋から面接を開始
  • 説明会は約30社、面接は11社
  • 大学3年生の2月に最初の内定を獲得
  • 2週間で歩行促進Webアプリを個人開発し、友人10人にテストを依頼
  • paiza新卒、レバテックルーキー、doda新卒エージェント、就職エージェントneo、シンクエージェント、Meets Companyを利用

時期ごとの動きだけ先に確認したい人は、大学3年春から2月内定までの実体験スケジュールにまとめています。

大学生のIT就活ロードマップ7段階

1. IT業界と職種を大まかに絞る

最初から会社名だけで選ぶと、求人を見ても違いが分かりません。まずは開発、インフラ、データ、ITコンサルなど、興味のある仕事を2〜3個に絞りました。自社開発、受託開発、SIerでも担当範囲は変わります。職種の違いが曖昧なら、求人票の仕事内容と研修後の配属先を見比べ、気になる職種を2〜3個に仮決めすると整理しやすいです。

2. 自己分析は仮決めで進める

僕は「強み」を一生迷走していました。最初から一言で言い切ろうとすると、企業ごとに話がぶれます。そこで、授業、アルバイト、個人開発で自分が繰り返していた行動を先に並べ、面接での反応を見ながら言葉を調整しました。完成させてから応募するのではなく、応募しながら解像度を上げる感覚です。

3. 学習を1つの成果物につなげる

教材を何周したかより、何を作り、どこで詰まり、どう直したかを説明できることが面接では役立ちました。僕は「歩くこと自体をゲームにしたい」と考え、地図上の3点で三角形の陣地を作り、面積を競うWebアプリを2週間で開発しました。GPS精度の悪さを、描画方法や地図表示の大きさで目立ちにくくした話は、面接でも興味を持ってもらえました。

技術構成やGPS対策は2週間で歩行促進Webアプリを作った技術構成、ガクチカへのまとめ方は個人開発をガクチカにする書き方で詳しく紹介しています。

4. GitHubとポートフォリオを説明資料にする

READMEには目的、対象ユーザー、主な機能、使用技術、工夫、今後の改善点を載せます。画面だけでなく「なぜその仕様や技術を選んだのか」を話せる状態が重要です。採用担当者が短時間で理解できる構成は、IT就活で見られるGitHubの整え方にチェックリスト化しました。

5. 夏から説明会、秋から面接で慣れる

大学3年生の夏から説明会とインターンを受け、秋から面接を始めました。本命だけを最初に受けると、自己紹介や志望動機を修正する機会が不足します。面接では、学生時代に頑張ったこと、志望動機、強み、チーム・リーダー経験、どんなエンジニアになりたいかをよく聞かれました。実際の準備は面接で実際に聞かれた質問5選にまとめています。

6. ESは一人で完成させない

僕の大きな失敗は、一人でESを書き、GPTに見てもらうだけで提出していたことです。文章を覚えにくく、面接でも自分の言葉として話せませんでした。就活エージェントや友人に見てもらうようにすると、論理構造と伝わりやすさを客観的に確認できました。添削結果をそのまま暗記せず、自分の言葉に落とし込んだことで覚えやすく、話しやすくなり、その後はESがほぼ通るようになりました。

同じ失敗を詳しく書いたIT就活でESが通らなかった話も参考にしてください。

7. 就活サービスを目的別に使い分ける

求人を探す、企業から連絡を受ける、ESを添削してもらう、面接相手になってもらう。サービスごとに役割は違います。登録数を増やし続けるのではなく、目的ごとに1〜2個へ絞り、応募状況を一覧表で管理しました。AIは面接練習や条件整理の補助に使い、最終確認は人にも頼むのが使いやすかったです。

AIの使い分けは大学生のAI就活活用術で、面接練習・企業比較まで具体的に紹介しています。

会社選びで確認した5つの条件

企業比較では、雰囲気だけで決めず、次の条件を一覧表にしました。これは全員に共通する正解ではなく、僕が健康や趣味も守りながら働くために置いた基準です。

  • 基本給25万円以上か
  • 年間休日120日以上か
  • 直近5年の成長率と、所属する市場に伸びがあるか
  • 一次請け・二次請けなど、どの立場で案件へ参加するか
  • 若手のうちに要件定義を経験できるか

求人票で分からない項目は、説明会や面接の逆質問で確認しました。比較方法は新卒IT企業の選び方で整理しています。

最初の30日でやること

  1. 1週目:興味のある業種と職種を2〜3個に絞る
  2. 2週目:授業・アルバイト・開発経験を書き出し、仮の強みを決める
  3. 3週目:小さな成果物かGitHubのREADMEを1つ完成させる
  4. 4週目:就活サービスを目的別に選び、説明会か選考へ1件申し込む

30日で内定レベルまで完成させる必要はありません。人に見せられるものを1つ作り、反応をもらい、次の修正点を決められれば十分です。

内定後:条件を文章で確かめる

内定が出たら、会社名だけで決めず、求人票と実際に示された条件を照らし合わせます。厚生労働省も、採用時には労働条件通知書などの書面を受け取り、賃金や労働時間などを確認するよう案内しています。分からない項目はそのままにせず、承諾前に採用担当者へ確認します。詳しくは厚生労働省「労働条件の明示」で確認できます。

  • 仕事内容と勤務地、変更される可能性のある範囲
  • 基本給、各種手当、固定残業代の有無と内訳
  • 勤務時間、休憩、休日、時間外労働
  • 試用期間と、その期間中に条件が変わるか
  • 入社日、研修、必要な提出物と連絡先

まとめ:一人で完成させようとしない

僕の就活で一番変わったのは、全部を一人で正解にしようとするのをやめたことでした。個人開発は友人10人に試してもらい、ESは友人や就活エージェントに見てもらい、面接の反応から説明を直しました。IT就活は、完成品を出す試験というより、小さく試して改善できるかを見る期間だと思います。

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就活エージェントを使う場合も、紹介数だけで決める必要はありません。面談で担当者との相性を確認する基準を持っておくと、ES添削や面接練習を頼みやすくなります。

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